東村山市役所(市民イベント)第二弾 2018/6/22 

第3回ワークショップ@東村山市役所(市民イベント)

第3回目のワークショップは早くも東村山市役所2回目のオファーを頂き実施。前回は市長も参加のもと、市役所職員の皆様に参加頂きましたが、今回はなんと市民対象の開催となりました。市が募集した告知をみてラップに挑戦したい東村山市の方々がこの日集まった。

現在、東村山市は志村けんも歌った事で有名な代々伝わる東村山音頭を若い世代にも継承していこうと取り組んでいる。
文化の継承を次の世代がしっかりと受け取れるよう市が一丸となって取り組んでいる素晴らしい自治体である。
そして、なんと2018年11月10日(土曜)に行われる東村山産業まつりのステージにて、この音頭をラップバージョンにして市長/職員/市民が東村山ラップ音頭として披露する計画が組まれている。提唱者はレペゼンLOCALのラッパー講師である晋平太だ。すでに実行委員会が立ち上がっており、市民を巻き込んだラップのワークショップを定期的に行っていくとのこと。

東村山産業まつりホームページはこちら↓
https://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/tanoshimi/yoka/omatsuri/sangyoumaturi.html

こちらが2月に実施した記念すべき第一回目で生み出した東村山レペゼンラップである。
今回は市民のチカラを合わせてどんなリリックができるのか楽しみだ。

今回もワークショップは市役所内。ラップのワークショップをこんなに続けている自治体もまた珍しい。

今回も晋平太がラップ初めての人でもわかるHipHopカルチャーやラップの基礎のレクチャーからスタート。

ラップ初心者でもすぐできる一つ目の課題は”MCネーム”決め。みなさん真剣に自分を表現するネームを考えています。

MCネームは自分をレペゼンするもので、想いがこもったものであればOK.完成です。

今回はこんなにかわいらしいガールラッパーも誕生です。

「DDDDJJJJJJJJ!」と叫ばれたK.Oさん
こちらの彼はDJで有名な方だと思ったら、MCネームをMCじゃなくてDJと間違えて書いてしまったとのこと。
MCって普段聞き慣れないですよね。

そしていよいよ前半戦のメイン、自己紹介ラップを考えてみる時間に。

晋平太の韻を踏む構造を意識しつつ、自分と向き合う時間。静かだが、ワクワクする時間がそっと流れる。

詰まってしまっても今日は大丈夫。晋平太先生のアシスタント役でラッパーHAKがみんなをサポート。
先生が2人もいるなんて頼もしいワークショップですね。

HAKは”昼間はハンマー夜はMic握る”をモットーに仕事もラップも精力的に活動。
東村山ラップ音頭制作にも参加している熱いラッパーなのだ。

そして、完成した自己紹介ラップで自分が何者なのかをメッセージ発信。勿論初めてのラップです。

はじめは恥ずかしながらも徐々に熱くなってくるラップ自己紹介。

一人一人のストーリーが今回もおもしろい。

途中、晋平太からアドバイスもあり、ラップとは何かが徐々に分かってくる。
誰かが「毎日パーティー!」と言えば、「盛るのはオッケーだけど、嘘はだめ。盛るのは全然オッケー」とアドバイス。
そう、ラップはリアルこそ醍醐味。

「わたしの名前はKURUMIMI いつか行きたいハワイのWAIKIKI」
「おれの名前はMCバーチー 間もなく年齢大台40」
「みんなでパーティー、家族でいきたいディズニー」
 
晋平太も聞きながら「そうそう!楽しんでね、楽しんでね、楽しむことを」 とコメント。

唯一の親子参加してくれたママ(IKKYU)から娘(AIRI)へのMICパスが微笑ましい。
「私の名前はMC AIRI おしゃれ大好き、ラップ大好き」

そんな楽しげな様子を観になんと東村山のアイドルキャラ”ひがっしー”も遊びに来てくれました!
すごいです東村山市。

自己紹介を終え、小休憩挟んだあとはいよいよ東村山レペゼンラップ作りがスタート。

「各テーブルでチームつくりましょう。」「東村山のいいところ、わるいところ5分くらいで考えましょう」

みんなで東村山の思うところを考えながら、次々と発表をしていく。

ここには前回参加してくれた職員の方も発見。今日も自分の街のことをラップで考えます。

意見が出て来たところでリリックに落とし込んで行く事を考えると頭を悩ませる瞬間も。

「学校が横に長ーい」
「子育てしやすい」
「飲み屋が」
「東京ダルマガエル」
「大学ない」
「おれおれ詐欺が多い」←これは実際どうなのか分かりません。
「西友」

他にも溢れんばかりの東村山の特徴が色々出てきた。

晋平太「何をリリックに入れていこうか?街のことをもっといったほうがいいんじゃないの?」とアドバイス。

自分の街のことを考えるのは普段なかなかしない事なのかもしれない。
晋平太とHAKがみんなをサポートしながら色んなコメントを引き出して行く。

そして、ついに今回の東村山レペゼンラップが誕生した。

Let’s go to 東村山
来れば色んな宝様々
駅も多いし特急停まる
祭り囃子(ばやし)で心が躍る
菖蒲に地蔵にどんこい祭り
里八産業阿波踊り
のめっこい街いい温度
東村山ラップ音頭

ホワイトボードに書き下ろしたリリックをみながら、最後は全員でラップ合唱。レペゼンラップの完成です。

ビートは勿論、音楽プロデューサー田中隼人氏。
それを高品質の音でプレイするMONSTER BLASTER BOOMBOX。
レペゼンLOCALのお供です。
モンスター様ご支援ありがとうございます。

第二回目の東村山市ワークショップが終了。11月の産業まつりへ向け、東村山市はラップ作りを続けます。

音楽提供:田中隼人

スチール撮影:阿部司(株式会社成楽)

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