第8回ワークショップ@明星学苑
第8回目のワークショップは2週間程前に実施した東京都国分寺市にある明星学苑で2回目の講座となります。前回に続き、同じ中学3年生の生徒を集めての夏休み前の特別授業です。そして、明星学苑はなんと講師である晋平太の母校なのです。
2回目は1回目よりもさらに深いリリックが生まれる環境になっているはずなので楽しみです。
今回も明星学苑飯島先生に冒頭主旨を説明頂き、プロジェクトメンバーからもノリのいい前座をしてもらいました。
今回も入念なカリキュラムを事前に晋平太が考えています。
自己紹介ラップのおさらいや、
HipHopの4つのファクター
・REAL
・RESPECT
・REPRESENT
・RESILIENCE
を思い出してもらいます。
1回目でコツを掴めた生徒の皆さんも楽しみにしてくれています。胸に張ってあるのはMCネームです。
とはいえ、また大人の撮影部隊が後ろに控えているので緊張させてしまったかもしれません。
この様子はTOKYO MXの番組内で放送されますのでお楽しみに。
そして、本日はこの映像視聴からスタート。
イギリスの少年2人による音楽グループ「Bars & Melody」。
ブリテンズ・ゴット・タレントのオーディションで披露した、いじめ反対の楽曲を聞きます。
爆発的に話題になった名曲です。
曲名は「HOPEFUL」。聞いたことがある生徒もいたくらい有名な曲です。みんな真剣に少年2人がいじめられっ子だったころの心の叫びを聞いています。
視聴後はリリックを投射して、何故そのリリックが生まれ、どう作られたのか。
みんなに感じるままに感想を聞いていきます。なんとも素敵な時間です。
今日のメインテーマである。
「自分のテーマを考えてみる。」
の時間に入ります。
・5W1H
When(いつ)・Where(どこで)・Who(だれが)・What(なに)・Why(なぜ)・How(どのように))
を考えながら、自分のSTORYをラップしてみようというものです。
途中、事例としてこちらの楽曲「ホープ」を紹介しました。
現在、障害者雇用の会社を作ってサポートしているMC初瀬さんのバースです。
晋平太がラップしてみるとみんな真剣に耳を傾けます。
リリックも紹介しながら、STORYとは何かを考えます。
「自分にとってはマイナス、人へ話すことじゃなかったとしても、
自分と同じように思ってる人、同じ人はきっといる。
自分の話をすることによって、わかってくれるひとはいる。」
ここからまたテーマを基に個人作業に入ります。単なる自己紹介とは違い2回目は少し難しそうな感じがしましたが、
ここがラップのみそですね。”自分自身と向き合う時間”それを提供できるのがレペゼンLOCALワークショップなのです。
晋平太がアドバイスしながら回っていきます。
「自分が書いてるのと、声を出すのとは全然違う。ぶっちゃけよう。ラップだと普通に言ってもおかしくない。これを言ったらどう思うかな?とみんなが考えるのは、思わなくていい。それがストーリーになると思う。深く考えてみましょう。暗かったり、つらいことじゃなくても、楽しいことだってなんだっていいんだよ。」
iPadに打ち込んだり、
メモに書き込んだり、各々集中した時間が流れます。
リリックメモ。いいですねこういうの。
そして、みんなのSTORYをみんなに聞かせる時間。
今回は全員ラップしてみました。
「中二のときに、友達を怒らせることを言ってしまい喧嘩してしまった、心残り。夢はアナウンサー。」
「ダンス部で列を後ろにされて悔しかった。練習して努力する。」
「おれは有名になりたい。TVにでてる嵐をみてそう思った。周りがどう思うとか関係ない。」
「タイムがでない水泳。辞めたい水泳。でも、練習して努力したら、タイムがでたよ。でも高校はレベルが高いなぁ。」
「部活。本戦でれたので満足して、負けても涙がでなかった。指を骨折して、仲間に迷惑かけた時に涙がでた。」
「ネットの自分も、自分も本当の自分。」
熱い心の叫びが今オープンになりました。
ラップがなかったらこんな話ぶっちゃけられないのではないでしょうか。
まさに”ぶっちゃけTEENS 君のことばプロジェクト”です。
1回目よりも2回目。より深いリリックがみんな書けました。
中学3年生の心のメッセージを発信していただき、ありがとうございました。
最後はみんなで記念撮影しておしまい。
プロジェクト名:「ぶっちゃけTEENS 君のことばプロジェクト」 アンバサダー:晋平太
TOKYO MX「ぶっちゃけTEENS 君のことばプロジェクト」×noteがコラボ。
ハッシュタグ「 #君のことばに救われた 」をつけて投稿するコンテストを2019年12月31日まで実施中。
https://note.mu/info/n/n705899500a1b
撮影協力:TOKYO MX
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